国家公務員再チャレンジ試験

面接試験

 15~30分行われる個別面接です。 東京局希望者は東京局で、関東信越局希望者はさいたま市の関東信越局で、名古屋局希望者は名古屋局で行われます。東京局希望で出したのに、面接会場はさいたま市だったということはありません。面接官は基本が3人で、服装は当然スーツ等正装で行きます。ドアをノック(一般的には3回)しどうぞと言われてから入室し、きっちりドアを閉め(このとき面接官に背を向ける形になるが、 きちんとドアの方を向いて閉める)、席まで歩み寄り、面接官に「番号と名前を」と言われるので立ったまま元気よく答え、どうぞと言われてから座るようにします。面接前のこの一連の動作は 非常に重要ですので、きっちり行ってください。 この際カバンなど手荷物をどうするかは、係員に確認しておきましょう。控室に置いておけない場合は、困ってしまう場合もあるからです。
 このあと面接に入ります。まず聞かれるのは「この会場にくるのにどのくらいかかったか」など、緊張をときほぐすようなものからです。そして志望理由です。必ず聞かれる質問ですので 回答を用意しておきましょう。採用後配属されることとなる、税務署に対する印象を聞かれる場合もあります。またなぜ前の仕事をやめたのかなども聞かれます。それと多いのが人間関係に関することです。例えば友達について などです。元気よくはきはきと答えましょう。多少言葉に詰まってもよい印象が得られます。終わったあとは立ち上がって「ありがとうございました」と言い、ドアのそばまできてから面接官に一礼し、退室します。

多い質問
・緊張をほぐす質問(今日の利用交通機関、待ち時間は長かったかなど)
・税務署へ行ったことはありますか。
・税務署の印象はどうですか。
・どうして税務職を希望なのですか。
・なぜこの地域を希望したのですか(他地域に居住の場合)。
・前の仕事をやめた理由、または今までどうして職に就かなかったのですか。
・精神的にきついと思いますがやっていけますか。
・デスクワークばかりではないが、それでもいいですか。
・寮では相部屋ですがやっていけますか。
・寮生活の経験はありますか。
・年下の上司でも大丈夫ですか。
・初任給は15万円くらいですがやっていけますか。
・同じ年齢の人と比べ、給料はかなり安いですが大丈夫ですか。
・東京局希望ですが、関東信越局になっても大丈夫ですか。
・最終合格した場合、辞退しませんね。


身体検査・測定

視力、聴力、尿、胸部レントゲン、心電図、血圧(「税務は除く」と案内に書いてあるが測定された)、身長体重などの検査をします。この検査では年齢のためか、特に血圧で引っかかることが多いです。このような軽微なものは合否を左右するようなものではありません。ただ胸部レントゲンなどで引っかかり異常とされたような場合は合否に影響が出る可能性があります。なお検査結果は得点化されるものではなく合否の判定のみに使われます。